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梅雨明け間近に想うこと

2020.07.31

 

今年の梅雨はなかなか明けません。
当初の予報ですと、梅雨明けは例年より早いと言っていたにもかかわらず・・・。
鬱陶しい空模様が続いて、空気は酸欠で重苦しく、
それにコロナ・マスクが拍車をかけます。
冷感マスクなるものもあちこちから発売されているようですが、
これから30度超えの猛暑が昼夜問わず連日続くとなると、焼け石に水!?
マスクは熱中症を引き起こす元凶にもなりかねません。
 
自転車でひとけの無い道路を駆け抜ける時に、マスクは必要ですか?
人出の無いところを歩く時くらい、マスクを取りたいものです。
支障の無いところでは、時々マスクを外して深呼吸を。
高温多湿のなか、苦しそうにあえぎながらマスク・エチケットを遵守している人たちを見るたびに、
こちらまで辛くなります。
政府も、可能な限りマスクを取って熱中症予防につとめるよう促していますが、
なかなか浸透しませんね。
 
マスクに関しても、コロナ、ワクチンに関しても、
専門家は勿論、国民の考え方は人それぞれ。
他人に迷惑をかけず、自分で判断し、どのように対応していくか。
しばらくこの混乱は続きそうです。
 
このようなコロナ騒動の中でも医療機関を受診したり、
入院・手術を余儀なくされる方は大勢いらっしゃいます。
たまたま、ご主人が入院されたという方とお話する機会がありました。
大きな病院でも、患者と家族の面会を全面的に禁じているところもあれば、
同居の家族3人まで1日1回、ICUなら10分、一般病棟なら面会室か個室で30分までOK、
と、対応はまちまちのようです。
心臓手術をされた患者さんの奥様は、術後はおろか、
退院までひと目も面会出来ずに心配だと嘆いておられました。
別の病院でご主人が脳外科手術をされた方は、
オペ室への見送りはもちろん、術後、麻酔から目覚められたご主人とご対面、お話も出来ました。
 
昨今のコロナ状況下でどちらがどうとは決して申せませんが、
病院の外来対応も同様にまちまちです。
ある病院では診療が終わったあと、まず計算窓口に並び、
電光掲示板に番号が表示されるまで数十分、延々と待たされます。
それからまたATMのような支払機に並んで支払いを済ませます。
 
別の病院では、外来診療を終えて診療科受付を出た途端、
目の前の決済機で支払いが完了します。
その間、ほんの十数秒です。
ICT(情報通信技術)を駆使したシステムで、
計算窓口がないため人を介在することもなく、番号待ちもありません。
こうして診察が終わった患者さんは院内に留まることなく、
三密を回避して即座に帰宅できるのです。
エントランスの待合がいつもすっきりしているのはそういうわけで、
ICTはこんなふうにコロナ対策にも役立っているのでした。
 
さて、もうしばらく雨の合間をぬって、
都心の緑に癒やされながら本格的な夏の到来を待ちたいと思います。

 

 

 


 
(Photo by Hikari T.)