2020.03.29
3月も最期の日曜日だと言うのに、朝から降雪に見舞われた東京都心。
横殴りの雪が激しく降り、せっかくの桜も舞い散り、
いつもは遠くに見えるスカイツリーも高層ビル群も真っ白な空に消えてなくなりました。
20度以上の初夏の陽気になったかと思うと、いきなり前日比マイナス20度の寒さに!
体調を崩さないほうが不思議なくらいです。
ましてや、今、世界中を震撼させている新型コロナウィルスの猛威。
風邪なのか、単なる体調不良なのか、コロナウィルス感染初期なのか不安にかられていらっしゃる方も。
とにかく、身を守るのはあくまで自分自身です。
感染しないように気をつけるのは勿論、もしかしたら自分が既に感染している可能性もあるという認識を持ち、
体温、症状の変化を把握し、手洗い、うがい、消毒、
感染の可能性が高い場所や時間帯・行動を避ける、など、一人一人が気を配ることが大切です。
小池都知事から、今週末(3/28、29)は不要不急の外出を控えるようにとの自粛要請がありました。
通勤、通学、通院、物流、商用、その他ありとあらゆる面で密接に関わりがある首都圏の各都県は、
どの自治体も深刻です。
昨日届くはずの宅配便が、夕方日が暮れてもなかなか来ず、集荷依頼した業者もなかなか来ない。
これもコロナウィルスのせいで人手不足か何かあったのかと疑ぐりましたが、
実はこの週末は、年度末最後の週末、引越しのピークだったのです。
朝から晩まで配達しても配達しきれないほど荷物が滞っていると嘆くドライバー。
入学、卒業、就職、転勤、移動!!
世の中は休みなく動いているのです。
実際、弊社社長田中も物件の斡旋、仲介、契約などで走り回っておりました。
しかし、休める人は休んで、自宅での楽しみを見つけてみませんか?
普段なかなかできないこと、趣味や娯楽、撮りためた録画を見たり、ちょっと部屋の模様替えをしてみ
たり、道具の手入れをしたり。
働き方改革と同時に暮らし方改革もできそうです。
そして、経済的には非正規従業員、フリーランス、個人事業主の方々の救済!
名指しをされたライブハウス、飲食店、バー、カラオケ屋さんは既に休業、廃業の危機に追い込まれて
いるところも。
せめて家賃分の救済が欲しいとの声もあちこちで聞かれます。
イベントや興行が中止されて収入がない役者さん、ダンサー、演奏家、スタッフの方々など、
このような職業の方の救済は、首相の口からは3月末時点では全く伝えられていません。
オリンピックも延期が決まり、今こそ国が、世界が1つになってこの受難を乗り越えなければなりませ
ん。
国民を盾に政権を守るのではなく、国民のためにご自身が盾になる首相であってほしいと願うばかりで
す。
(Photo by Hikari Toki)