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六月の景色

2019.06.30

 

 

 

鬱陶しいお天気が続きます。
酷く蒸し暑い日があったかと思うと、梅雨寒に思わず鳥肌が立つような朝夕も。
そんな六月の東京の景色を・・・

それにしても六月は梅雨時なのに『水無月』とは。
本来は陰暦六月の異称ですから、現在の陽暦六月とは時期がずれており、
2019年『水無月』の正確な日付は7月3日から7月31日まで。
なるほど・・・

その由来には諸説あるようですが、
水無月の『無』は『の』を意味する連体助詞であり、
梅雨明けで水がたっぷりある『水の月』であるとする説が有力とのこと。

しかし、逆に厳しい夏を迎えて水が干上がるから、
また田に水を引くため水が無くなるから水無し月、という説もあるようです。
自然に密着していた古来の日本では、その年により、また地方により、
異なる解釈をしていた時期だったのかも知れません。

 

 

 

 

 

もう少し雨の季節は続きそうです。
鬱陶しくもありますが、植物の上に落ちる美しい雨しずくを、
しばし愛でていたいような気もします。
家屋の雨対策、お部屋の湿気対策は怠りなく。

(Photo by Hikari Toki)